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相続対策 Vol.7 – 「葬儀後に行うこと」

2014年5月26日

前回の相続 Vol.6「火葬場での段取り/自宅(または斎場)に戻って」の続編です。

相続対策「葬儀の手続きと流れ」シリーズ、最終章となります。

 

 

 

ご遺族が行うこと

葬儀社に任せられること

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 挨拶回り

一般の会葬者には葬儀当日に会葬礼状を渡し、略式での挨拶とすることが多いようです。

葬儀後は、菩提寺にお礼の挨拶をし、今後の法要に関する打ち合わせを行います。

また、葬儀関係者、世話役、近所のかたなど、葬儀中特にお世話になった方々へ挨拶をし、お礼の品を手渡しするとよいでしょう。

葬儀直後の挨拶回りでは、なるべく喪服を着用し、2~3日後からは地味な平服にするようにします。

弔電をいただいた方、遠方から香典・供物・供花を送っていただいた方にもお礼状を出すのを忘れずに。

 

 

 費用の精算

葬儀社への支払いや飲食費の支払いを行います。

葬儀社への支払いは初七日までに済ませるのが一般的です。

また、入院費の未払い金があれば葬儀の翌日までには支払うのがよいでしょう。

(医療費の還付がある場合がありますので、手続きの仕方などを確認しておくとよいでしょう。)

 

【葬儀の準備費用】

葬儀費用 231万円
墓代 203万円
合計 434万円

 ※葬儀費用:(財)日本消費者協会「第8回葬儀についてのアンケート調査」(平成19年)

※墓代:六月書房発行「霊園ガイド2005-2006」

 

 

戸籍謄本などの取り寄せ

死亡記載のある戸籍謄本や住民票などを取り寄せておきます。

これらは、今後様々な手続きに必要となりますので、予め取り寄せておくようにしましょう。

また、必要に応じて、亡くなられた後14日以内に市区町村役場で世帯主変更の手続きをします。

 

 

仏壇の購入

仏壇を購入する場合は、一般的に四十九日までに購入し、四十九日法要の際に開眼供養をします。

 

 

四十九日の法要、位牌の安置

四十九日法要では、白木位牌から本位牌に替え、仏壇に安置します。

その際、後飾りは取り払います。

 

 

香典返しをする

香典返しは地域により異なりますが、葬儀当日か葬儀後に行います。

葬儀後に香典返しをする場合は、弔明け前後に行うことが多く、お返しの品と共にお礼状を添えるようにします。

※金額の目安としては、いただいた香典金額の1/2~1/3程度がよいでしょう。

 

 

 遺品・形見の整理

遺品の整理はなるべく早めに済ませるようにしましょう。

目上の方に形見分けするのは、かえって失礼にあたる場合がありますので注意が必要です。

※形見分けを行う時期は四十九日が一般的と言えるでしょう。

 

 

◎ お墓を決める

お墓がない場合は四十九日または百か日を目安に建立するのが一般的です。

最近では、一周忌・三回忌などの年忌に合わせる場合もあるようです。

(墓地は、寺院のほか公営墓地、民営の墓地などがあります。)

 

 

納骨

お墓が決まったら、納骨供養をし、お墓にご遺骨を納めます、


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