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受け取られない生命保険 – 受取人の他界などで未払いになるケース

2014年8月25日

先日、生命保険の未払いになるケースとして、以下のような記事が掲載されました。

 

 

2014年8月4日の朝日新聞デジタルの記事より引用

生命保険に入っていた高齢者が亡くなったことを保険会社が把握せず、遺族らが保険金を受け取っていない事例が多いことが、生命保険大手の調べでわかった。保険金の受取人がすでに亡くなっていたり、認知症などを患ったりして、請求できないことが増えているためだ。

 

《以下、要約文》

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生命保険会社の調べによると、90歳以上の生命保険契約者11,000人の内、約2割にあたる2,000人は既になくなっていたが、生命保険金を受け取っていなかったそうです。

専門家によると、その総額は約60億円。

 

生命保険の保険料支払いが完了した高齢者が、転居などで連絡が途絶えてしまっていたり、そもそも請求がないと保険会社が契約者の死亡を把握できず、支払い漏れが起きる可能性が高くなるといった内容でした。

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保険金の受取人が亡くなった場合は、受取人を変更するのが第一優先です。

ただし、問題なのは被保険者や契約者、受取人が同時に亡くなった場合など、様々な要因が考えられる事です。

 

 

保険金の受け取りを忘れてしまうケース

 

まずは、こちらの図をご覧ください。

 

koseizu02

 

夫Aと妻Bの間には待望の子供Cが出来て、盆休みを利用して車で数時間の妻Bの実家へ初孫を見せるために里帰りをした。

初孫も加わり楽しく過ごした後、自宅への帰路の最中に運悪く高速道路で単独事故を起こしてしまう。

夫Aは即死。

妻B・子供Cは、ともに何とか一命をとりとめICUにて懸命な治療を受ける。

 

しかし、その10日後、治療の甲斐もむなしく、妻B・子供Cも同時に死亡。

 

 

この場合、上記の図では誰が保険金を受け取ることになるのでしょうか?

 

 

答えは、夫Aがなくなることによって受け取るはずだった、妻Bの相続人である父B1母B2が保険金を請求することが出来ます。

 

 

上記のケースにおける問題点とは?

 

・父B1と母B2が、娘家族の保険を理解していない(最低限、保険の担当者と保険会社を把握すべきである)

・保険会社からお伺いの連絡はない(こちらから請求しない限り保険金を受け取ることができない)

・ご家族以外に加入保険を知っている親戚などがいない

保険金受取りが出来る加入中の保険を、全て請求出来るか?(生命保険、医療保険、自動車保険、クレジットカード付帯保険等)

 

 

これらの問題を解決する方法は、ご家族以外に家族構成や受取人などに関する連絡先を知っている担当者をそばにつけるべきなのです。

 

当社では、家族はもちろんのこと、上記図で言うところの父B1と母B2へ連絡がとれるよう、予め手配しています。

 

 

生命保険は加入することだけ(入り口)が目的ではありません。

きちんと受け取れる体制(出口)があってこそ、はじめて価値があることです。

kakeizu02

あなたは、この構成図に迷いなく書き込むことが出来ますか?

 

» こちらから上記図の印刷用PDFファイルをダウンロードできます。


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