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「退職金がないので老後が心配…」 老後までに貯めておくべき金額は?

2014年2月4日

今日は、なかなか貯蓄ができず、しかも退職金がないので老後の資金が心配という方に少しアドバイスです。

 

ご自身や夫(妻)の会社では退職金がない場合、いったい老後までにいくら貯めておけばいいのでしょうか?

 

こちらは、ある家庭の収支内訳です。

 

 

《収支内訳》

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ある夫婦の例 ※夫・妻:30代、長女4歳(お客様承諾済)

 

【月間収入】

・夫… 350,000円(手取り)

・児童手当… 10,000円

 

【月間支出】

・住居費… 80,000円

・食費… 30,000円

・光熱費・水道料金… 15,000円

・通信費… 20,000円

・小遣い(夫婦)… 70,000円

・保険… 30,000円

・習い事… 30,000円

・雑費… 15,000円

・貯蓄… 70,000円

 

【ボーナス収入】

・夫… 1,600,000円

 

【ボーナス支出】

・レジャー… 400,000円

・ローン返済… 1,200,000円

 

【資産】

・貯蓄… 1,000,000円

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さて、老後までに貯めておくべき金額ですが、それは

 

「ご自身が老後にどのような生活をしたいのか」

 

をイメージすることからはじまります。

また、下記の計算式を活用し、老後までに貯めておくべき金額を考えていきましょう。

 

老後の支出 – 老後の収入(年金など) = 「老後までに貯めておくべき金額」

 

・主な老後の支出とは

 例)生活費、旅行などレジャー・ライフイベント費、その他予備費など

 

・主な老後の収入とは

 例)老齢年金など

 

 

仮に、老後の期間を20年とします。

老後に必要な金額を月に20万円とイメージしている方と、25万円とイメージしている方では、

1,200万円の差が生まれます。

このことを考えると、老後の生活をできるだけ具体的にイメージすることの大切さがおわかりになるかと思います。

 

上記収支内訳でご紹介しましたご家庭では、ボーナスを活用してローンの繰り上げ返済をされていらっしゃるようです。

このペースであれば、ローンの完済も早まりますが一点注意すべき点があります。


繰り上げ返済効果とより高い金融商品を比較して、どちらがより効果的かを検証する必要があります。
現在加入の生命保険を活用し、保障を保ちながら上手にお金を貯めていく方法もあります。

 

今後の昇給なども踏まえ、老後までに貯めておくべき金額は長い目で見たプランニングをすることをお勧めします。


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