USドルはなぜ、世界の基軸通貨?
2014年8月11日
世界の基軸通貨とは?
国際為替相場での取引が多い通貨の事を「主要通貨」といいます。
USドル以外にもユーロや円、英ポンドなども主要通貨にあたります。
その中でも、USドルは世界でも中心的な通貨で「基軸通貨」と呼ばれます。
なぜ、USドルが基軸通貨なのか?
USドルが国際間での資本取引や貿易取引において広く使用される決済通貨であることが一番の理由としてあげられます。
つまり、USドルは貿易の際には欠かすことのできない通貨なのです。
日本でも、貿易取引に使われる通貨の多くをUSドルが占めています。
次に、世界各国の外貨準備高が圧倒的に多いことがあげられます。
保有額の多さは、信頼の表れと言っていいでしょう。
出典:IMF Currency Composition of Official Foreign Exchange Reserves(COFER)2014年第3四半期末時点をもとにメットライフ生命にて算出
(少数第2位以下を四捨五入)
更には、アメリカの強い経済力を背景に通貨価値が安定している点も「基軸通貨」としての信頼を得ている理由とも言えます。
USドルは、あくまで1つの通貨である
このように、世界の中心的な役割を担う信頼の厚いUSドルですが、決して万能な通貨というわけではないのです。
世界各国が保有し、常に注目されている通貨であるからこそ、アメリカという一国の経済指標や政策金利に敏感に反応し、左右されやすいといった側面もあります。
さあ、実際に考えてみましょう。
このTopicsでは、「外貨」「分散投資」「インフレ」「円安」などについてご案内してきました。
実践策として注目していただきたいのが、外貨建資産の長期・分散投資がもたらすメリットを手軽に享受できる金融商品です。
「外貨建保険」もその1つです。
「ふやす、つかう、そしてのこす」
外貨建個人年金保険といえば、かつては「一時払」でシンプルに将来のために「ふやす」タイプが中心でした。
しかし、今では目標額に到達したら円貨に替えて、成果を確定させるものもあります。
また、単に「ふやす」だけでなく運用中も使いたいという場合には、運用期間中、成果の一部を定期的に受け取ることができるタイプが適しているでしょう。
終身保険は、大切なご家族などのためにしっかりと「のこしたい」という場合に向いています。
また、外貨建保険には、同じ保険でも複数の通貨で取り扱っているものがあります。
しっかりと特徴を把握し、目標を持って選択することが大切です。
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