「がん制度ドック」~がんと診断されてしまったら~
2015年5月10日
もしも、あなたが「がん」と診断されてしまったら…
どの医療保険制度を利用できるかご存知ですか?
「がん制度ドック」とは、がんと診断された患者さん、そのご家族、または医療従事者が利用できる
公的・民間の医療保険制度をまとめて検索できるウェブサービスです。
>> がん制度ドックのウェブサイトはこちら
続いては、「がん制度ドック」の特徴などをご案内します。
がん制度ドックの特徴:その1
利用の可能性のある公的・民間の制度がわかる!
ウェブサイト上の質問項目に選択形式で回答するだけで、がんと診断されたときに利用できる公的・民間の「お金」に関わる制度を知ることができます。
がん制度ドックの特徴:その2
体調や症状を絞り込んで検索ができる!
その他、年齢や治療の過程、就業状況など、その時の患者さんに合った制度を知ることができます。
がん制度ドックの特徴:その3
申請先や申請方法もわかる!
申請や相談を行いやすいようなサイト構成となっています。
検索結果の制度には申請先や申請方法のほか、制度についての詳しい説明が掲載されているので安心です。
実際に検索をしてみると、利用できる制度の多さに驚きます。
利用できる制度があるのに、その存在すら知らないというケースも多いのではないでしょうか。
適切な治療を受けながら経済的に安心して暮らしていくためには、いかに公的・民間の保険制度や助成制度をうまく利用できるかが重要なポイントです。
適切に制度を知り各制度の利用漏れを防ぐためにも、この「がん制度ドック」を活用されることをお勧めします。
最後に、がんと診断されてしまった際によくある「お困り事」としての代表例を挙げてみました。
ご自分の置かれている状況と照らしあわせてチェックしてみてください。
正社員のお困り事
□ 公務員・大企業の福利厚生は良いが、仕事を休んだ場合に元のポディションに戻れるだろうか…
□ 中小企業は、長期休暇をを取られると苦しいという企業も多いと聞くけど…
(上司の裁量で融通が利くケースも。)
個人事業・派遣・契約社員のお困り事
□ 個人事業主は、事由で融通が利くが、傷病手当金がないので収入がなくなってしまうのでは…
□ 派遣・契約社員は、契約が更新されないと失職。在職中であれば、傷病手当金は活用できるのに…
退職時や年金生活のお困り事
□ 定年間際だから、傷病手当金・障害年金・休職制度などは放棄すべき?
□ 定年後も住宅ローンが残っていて、年金だけではやり繰りが難しい…